有酸素運動のランニングにおける効能として、一般的に知られているのには筋力と心肺機能の向上があります。これは身体的な効能ですが、精神的にも実は大きな効能があることがわかっており、ランニングはストレス解消にとても有効だといわれています。
ランニングはリズム運動
ココロに作用するホルモンにはセロトニンというものがあります、セロトニンは神経伝達物質であるドパミン(喜び、快楽など)やノルアドレナリン(恐怖、驚きなど)などの情報をコントロールし、精神を安定させる働きがあります。参照:厚生労働省 e-ヘルスネット セロトニン分泌には3つの要素「日光を浴びる」「運動をする」「スキンシップをとる」が必要だといわれています。そして、運動のなかでも「抗重力筋を使うリズム運動」が効果的だといわれています。
リズムが生み出すセロトニン
「リズム運動」にはリハビリとの関係の深いウォーキングやスクワット、自転車 エルゴメーターなどがありますが、ただダラダラ歩いたり無意識に呼吸をしたりするだけではセロトニンの分泌が促されません。リズム運動をするためのコツは以下の2点です。
習慣化
1回の運動でセロトニン分泌の効果を持続させることはできません。しかし習慣化することで脳内にある神経を強化させることができます。リズム運動を長期間、できれば3ヶ月以上続けることでセロトニンを分泌しやすい身体に変わっていくようです。
「リズム運動」はウォーキングやスクワット以外にも、呼吸リズム(腹式呼吸や丹田呼吸法など)や咀嚼(そしゃく)リズム(ガムをかむこと)でもセロトニンを活性化させる効果があるとされています。
一定時間以上の運動
セロトニンが分泌するのはリズム運動を始めて5分ほど経ってからなので、一定時間続けることが大切です。20分~30分でピークになり、ピーク状態は1時間半~2時間ほど続きますが運動をし過ぎて疲れてしまうと分泌が減っていきます。そのためリズム運動をするときは1回につき20分~30分を意識して行ってみてください。
生活習慣病の予防にランニング
日本人の約6割は生活習慣病になるといわれています。肥満による糖尿病や高血圧、心疾患や脳血管疾患、癌などの予防には、適度な運動とバランスの取れた食事が不可欠です。もちろん喫煙は百害あって一利なし、飲酒も度を過ぎると身体にダメージを与えてしまいます。 ランニングには下記の効果があるといわれています。 1・ダイエット
2・自律神経の調整 3・心肺機能の向上 4・脚筋力の向上
5・達成感等による自己肯定感醸成(ストレス解消)
日本のランニング人口は増えています
笹川スポーツ財団が行った調査によると2020年におけるジョギング・ランニング実施率(年1回以上)10.2%、推計実施人口1,055万人と、調査開始以来最高となっています。ただし性別の実施率では、男性14.9%、女性5.6%と、9.3ptもの差があるようです。
ランニングを始めてみませんか
BaSRC(ボディ&ソウルランニングクラブ)には、ランニング初心者のかたが多くいらっしゃいます。走力は問題ではありません。タレントでランナーでもあり、睡眠改善インストラクターやジュニアアスリートフードマイスターの資格を持つ西谷綾子がメインコーチを務めており、笑顔が絶えることのない愉しいランニングクラブです。
まずはお試しに参加してみてください。
Body and Soul Running Club
ニシムラコウジ 健康管理士・睡眠健康指導士
Comentarios